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もにもにレロレロ

人に薦められて

私にしては珍しく、マンガの単行本をまとめ買いしました。
緑川ゆきさんの「夏目友人帳」1~13巻。以下続刊…;;
白泉社の単行本なので4分の1スペースというコメント欄やあとがき解説なども載ってるのですが、ひとまずマンガのみを読んでの感想を。

作品全体の印象は、良くも悪くも「薄い」です。
色素の薄そうな薄幸の少年・夏目貴志と妖(あやかし)達や周囲の人々との交流と、夏目少年の心の成長を描いている、のかな?
極悪人はおらず、寂しかったり優しかったりする登場人物達との出会いやふれあいが綾なされていく様は、透明感があってキレイです。しかし毒のない分、印象に残りにくい、というのが偽らざる感想です。
その分、素材としては良質で、アニメ化などには向いていると思いました。アニメはちゃんとみていません。6/14あたりからアニマックスでまとめて再放送するようなので、可能な限り観てみるつもりです。

ストーリーは序盤似たり寄ったりの展開が続き、これで10巻以上出してるの?と思いました。が、巻を重ねるにつれて趣向が凝らされ、だんだん引き込まれていきました。多分、担当編集さんと二人三脚で描き進めているのではないかなぁ、という雰囲気が端々から感じられます。
最初読みにくいと感じたのは、主人公の性格傾向がいまひとつ掴めなかった為。
もうひとつ中盤あたりまでで気になったのが、相手が妖にしろ人間にしろ、主人公を押さえつけたり殴ったり引き倒したりするシーンが多いところ。自分が親の年齢だからかも知れませんが、細っこい子供(といっても高校生ですが)の扱いが乱暴で、なんとなく眉をしかめてしまいました。主人公もそれなりに反撃してますけどね(^^;

読み切り連載っぽい描き方なので、各サブキャラを掘り下げるところまではまだ到達していない模様。
13巻の学友それぞれとの出会いエピソードは、妖の見えない者から見た主人公がきちんと描かれていて、感情移入しやすく好感が持てました。
主人公を引き取ってくれた夫婦の旦那さんの方がなかなか出て来なくて、キャラ造形に苦労してるのかな?と思いきや、キーパーソンの祖母レイコと絡めた話で登場しましたねぇ。この辺は解説とか読むと分かるのかな? 後ほどチェックしてみます。
初登場時は主人公との比較対立軸として出たのかと思った名取周一。だんだん保護者的というか「お兄さん」キャラになってきました。ただ、夏目が(主に祓い人系の)人間関係で苦労する事になったきっかけは名取にあるので(祓い人の会合に連れて行った)、13巻ではっきりと謝罪の言葉が出て来て、やっと溜飲が下がりました。ちょっと喰えない感じの(あるいは人を喰った感じの)美形青年です。
もっとはっきり主人公とは異なる立ち位置の、的場清司の方が私には分かり易いキャラクターです。冷酷非道かと思いきや、主人公には何やらひとくさりありそうな様子。くせ者とか悪者とかは嫌いじゃないので、今後の展開次第では一番好みになるかも知れない(ならないかも知れない)。
一番のお気に入りはニャンコ先生です。本来の姿である斑のデザインは、ちょっとあまりにも某キャラに似過ぎじゃないの;と思いますが、招き猫バージョンは素直にブキミでかわいい!
斑を封じたのは誰か、レイコとの繋がりは、など、これから重要エピソードの語られそうなキャラNo.1ではないかと。楽しみです。

とまあ大雑把なマンガ感想でした。

しかし同年代の同僚に「おキレイでお優しいお話なんだよ~」と話したら、「それはね」と諭されたのです。
「私たちが年喰って汚れちゃったから、少年少女のキレイで優しい世界を受け止められなくなってるの。だからついて行けないんだよ」
「が~~~ん (T▽T)(T▽T)(T▽T)」
そ、そうだった、のか?
このように、少女マンガで私は自分の汚れっぷりを思い知らされたのでした。



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